続きをどうぞ!
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ところで、夜尿症のお医者さんとかかりつけのお医者さんが違う時もあると思います。
薬の飲み合わせなど注意したほうがいいことはありますか?
お医者さんや薬剤師さんに、どんな風に相談したらいいんでしょう?
そうですね。最も大切なことは「事実を伝える」という事です。
「おねしょの薬を飲んでます。」と言うタイミングを逃してしまって
「話せないまま帰宅」なんて事があるかもしれませんが、それが最も危険です。
今、どんな薬を飲んでいて、どんな治療をしているのか?という事実をしっかり伝えて下さい。
事実を伝える事が正しい診断につながり、それがお子さんのためになるのです。
…とは、言ってもなかなか難しいのが現実だと思います

口頭で話す事に抵抗がある場合や、緊張して言えない場合は
「おくすり手帳」を使うという方法があります。
単純に、飲んでいる夜尿症のお薬の記録ができるだけで無く、
そこにお子さんの症状を記録しておく事も可能です。
その記録を振り返る事で、
「ああ、この子は週明けの学校に行く前にオネショが増えるな。」とか、
「夏場は冬場の半分だから、夏にお薬の量の調節を医師と相談しよう。」という新しい気づきが生まれるかもしれません。
また、医師や薬剤師に聞きたい事をメモしておくと、それを見ながら話しも出来るでしょう。
昨日はママが一緒に受診したけど、今日は別の家族が一緒に受診することもあるかもしれません。
そんな時にも、おくすり手帳に必要な事を記載しておき、それを医師や薬剤師に見せる事で正しい診断や、飲み合わせのチェックに繋がるのです。
お子さんを中心にした「家族と医療人との連絡帳」みたいなものと考えて使ってもらえると、
その子の治療に大きな貢献になると思います。
なるほど。
そういえば、以前お引越しをした時に新しいお医者さんのところに行って、うちの子の喘息の発症時期とか発作の頻度、予防のために使ってた薬の種類とか量とか聞かれたときに記憶があやふやでとってもアセったんですよね

兄弟揃って喘息なのでちょっと記憶がごっちゃになってて・・・言い訳ですけど

でもおくすり手帳を毎回薬剤師さんに渡して貼っていただいてたので
それを先生に見せたらOKでした!
最初に喘息のお薬をもらったとき=およその発症時期
病院に行って薬の追加をもらった頻度=発作の頻度
・・・
お薬の記録って、自分や家族の体調の記録なんですね~

そうですね。
もしかすると、お子さんが大きくなった時に、その記録されたおくすり手帳を見て
「ああ、こんなに家族に大切にされていたんだな…。」って思うかも知れません(^^)