軽失禁パッド　製作までの道のり③ | おねしょバイバイ.com

横モレガード付き　軽失禁パッド
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やっとできあがった完成形。


そして、生産に入るためには、もう一つ越えなければならない山がありました。




生産をお願いするゆめいろ舎で働いているのは、主に知的障がいと精神障がいがある方たち。

その人その人で、得意・不得意があります。

それから日によって体調によって、ムラがあります。



アートな作品ならそのムラも魅力の一つになるかもしれませんが、今回は違います。
同じものを、そして良い品質を保って作らなければなりません。


まず始めたのは、作業を細分化して書き出していくことでした。

テープ状になっているタグをハサミで切る、布地を切る、縫い線を描く、プラスチックスナップをとめる穴をあける、スナップを付ける、余分な糸を切る、縫い合わせたものをひっくり返して形を整える、袋詰めする・・・。

一つ一つ、簡単で確実な方法を考えていきます。
スタッフさんの指導が違うと混乱するので、マニュアルも作ります。

縫い線を描く作業は、仕上がりを左右する重要なところ。
頭をひねった末に、道具を手作りしました！
何と厚手のビニール製のテーブルクロスが大活躍です(笑)


肝心のミシンで縫う作業はスタッフさんだけですが、いずれは、できる人から少しずつ簡単な部分のミシン掛けも・・・という思いもあるそうです。




企画の段階では無かったのですが、刺しゅうができる人が何人かいるので、オプションで刺しゅうを付けることになりました。

使って下さる方に幸せが訪れますように、との願いを込めて、幸運や勤勉などを意味するミツバチの刺しゅうを入れます。





そうして、できあがったのがこちら。











頑張って作ったので特許も出願。
ようやく販売開始になりました！




モニターの方からのご要望で、長さ30cmのLサイズも現在準備中です。
（ナプキンとしては夜用というところですね）


できあがりましたら、またこのブログなどでお知らせしますね。

お楽しみに